ムンクこんにちは、ムンクです!
「団地にドラム式洗濯機って置けるの?」
「古い都営住宅は横長防水パンなんだけど……」
我が都営住宅の洗濯機置き場にあるのは、昔ながらの横長防水パン。引っ越しを機に念願のドラム式洗濯機を迎えたかったのですが、いざ選び始めると、サイズだけでは決められない問題が出てきました。
下見での採寸、家電量販店での相談、購入前の設置見積もり(現地調査)を経て、最終的にはパナソニックの「LX127」を無事に設置。
今回は、古い団地にドラム式洗濯機を設置するまでの顛末と、実際に使ってみてわかったことを紹介します。
- 古い団地でドラム式洗濯機を選ぶときに確認したこと
- 購入前の設置見積もりでわかったこと
- 実際に設置・使用してみたリアルな使い勝手
あっせんされた部屋を初めて下見したときの様子はこちらの記事に詳しく残しています。


古い都営住宅にもドラム式洗濯機は置けた!
結論から言うと、昔ながらの横長防水パンがある我が家にも、ドラム式洗濯機を無事に設置できました。
ポイントは、防水パンの寸法だけで判断しなかったこと。搬入経路、扉を開けたときの動線、給排水などを確認したうえで、最後は購入前にプロの現地調査をお願いしました。これが今回の「最終解」です。
とはいえ、最初からLX127にすんなり決まったわけではありません。まず悩んだのが、機種選びでした。
下見で採寸!ドラム式はサイズだけでは選べない
都営住宅への入居が決まったとき、早い段階から「ドラム式洗濯機を置きたい」と考えていました。
あっせんされた物件は、風の強さや周辺環境、低い位置に設置された物干し台など、外干しにはあまり向かない条件が重なっていたからです。



洗濯から乾燥まで一気に任せたい!
特に乾燥を日常的に使うつもりだったので、ドラム式の課題でもあるシワの不安から、ヒートポンプ式2に絞りました。メーカーは昭和な自分が信仰するパナソニック一択。問題は、本当に置けるのかです。
我が家の洗濯機置き場にあるのは、昔ながらの横長防水パン。
| 種類 | イメージ | 形状の特徴 | ドラム式で気になる点 | 我が家との関係 |
|---|---|---|---|---|
| 横長防水パン | ![]() ![]() | 昔ながらの団地や古い賃貸で見かけやすいタイプ。周囲のスペースが狭いことも多い。 | 本体が収まっても、扉の開きや前の作業スペースで悩みやすい。 | 我が家はこのタイプ。 今回いちばん悩んだのもここでした。 |
| 正方形・ 低床タイプ | ![]() ![]() | 比較的新しい住宅や賃貸でよく見る、標準的な防水パン。 | サイズ確認は必要だが、横長タイプより機種選びはしやすい印象。 | 今回のわが家とは条件がかなり違います。 |
| 正方形・ 四隅かさ上げ | ![]() ![]() | 防水パンがなく、そのまま置くタイプや簡易的な設置。 | 排水位置や床の条件によっては注意が必要。 | 今回の記事のケースとは別です。 |
下見のときはメジャー持参で、洗濯機置き場だけでなく、エントランス、エレベーター、共用廊下、玄関までひと通り採寸。事前にパナソニックの設置ガイドを何度も読み込んでいたため、搬入経路3については問題なさそうです。
都営住宅は、築年数によって間取りや広さだけでなく、設備の雰囲気もかなり違います。


機種選びでは、奥行きの浅いコンパクトなSDシリーズも候補に入りました。ただ、SDシリーズは低温ヒーター式4。乾燥を頻繁に使うつもりだった私は、最終的にヒートポンプ式のLXシリーズを選ぶことにしました。
そこでかなり悩んだのが「LX113」です。ヒートポンプ式で、LX127より価格もかなり安い。私に必要な機能を考えれば、十分魅力的な選択肢でした。ところが――。



ところが?



LX113は左開きしかない!
我が家の洗濯機置き場は右奥に位置しているため、右開きでないと毎日の動線がかなり厳しい。左開きだと、洗濯物を出し入れするたびに浴室の扉を開け、一度浴室側へ少し入り、ドラムの扉の向こう側へ回り込まなければなりません。
同じ間取りで左右反転タイプの部屋もあるため、下見までは密かに期待していたのですが……残念ながら逆でした。
毎日使う家電だけに、数センチや数万円だけでなく、扉の向きと家事動線も無視できません。LX113は泣く泣く断念。右開きが選べる「LX127」が、本命になりました。★
ここでLX113は泣く泣く候補から外し、右開きを選べる上位機種のLX127へ。今度は、「この狭い場所に、あの大きな本体を本当に設置できるのか?」という別の問題が出てきました。
LX127は本当に置ける?購入前に設置見積もりへ
機種は決まりました。それでも、まだ購入に踏み切れない……防水パンのすぐ横には浴室の入口があり、洗面台との間隔もかなり狭いからです。
本体が収まることと、約80kgあるドラム式をそこまで運び込み、所定の位置へ設置できることは別問題。しかも、洗面台は入居後に自分で交換する予定でした。
※この話はいずれ[別の記事]にするつもりですが、洗濯機・洗面台・浴室入口の位置関係まで考えると、自分の採寸だけで判断するのはさすがに怖い。。
引っ越し当時は、家電だけでなく手直しや買い物の優先順位にもかなり悩みました。


そこで頼ったのが、ヨドバシカメラ某〇崎店で以前から懇意5にしている家電リーダーK氏です。機種選びからさんざん付き合ってもらった末、「一度、現地を見てもらった方がいいですね」ということになり、購入前の設置見積もりをお願いしました。



現地見積もりって高いのでは?
実は、設置見積もりの料金や仕組みは家電量販店によってかなり違いがあります。
| 家電量販店 | 現地見積もり費用 | 出張料 | サービスの特徴 |
|---|---|---|---|
| ヨドバシカメラ | 100円 | なし | 設置可否や必要部品まで現地確認・手配 |
| ビックカメラ | 0円 | 地域により2,200円〜 | 搬入・設置条件を現地確認 |
| ヤマダデンキ | 要確認 | 条件により有料 | 搬入条件に応じて事前見積もり |



ヨドバシ、100円って安すぎない?
しかもポイント払いができるので、実質タダです。
そして、この現地調査をお願いしたのが大正解!
設置できるかどうかだけでなく、必要になる部品まで確認し、そのまま手配を進めてもらえたのです。
※2026年9月時点で確認した各社の案内と、私自身の利用体験をもとにしています。サービス内容・料金は店舗、地域、購入方法などで異なる場合があります。
現地調査で設置OK!必要な部品もその場で手配
現地調査ではまず、LX127はかなりギリギリながら、わが家の洗濯機置き場に設置できるとわかりました。
そして、ここからが自分で採寸するだけでは分からなかったことの話です!
防水パンや給排水の位置まで確認してもらった結果、そのまま置くのではなく、本体を少し持ち上げるための「かさ上げ用のゴム足」が4つ必要になることが判明。さらにLX127は高さもあるため、既存の蛇口との余裕がほとんどなく、水栓を横方向へ逃がすためのジョイントも追加することになりました。
現地調査で追加が決まったもの
・本体を少し持ち上げる「かさ上げ用のゴム足」×4
・本体との干渉を避けるための水栓を横へ逃がすジョイント※
※水栓が低く洗濯機本体に当たる場合、パナソニックでは「壁ピタ水栓」という別売部品も案内されています。
しかも助かったのは、「では必要な部品を自分で探して買っておいてください」ではなかったこと。現地で設置条件を確認したうえで、必要な部品まで判断し、設置日に揃うよう手配まで進めてもらえました。
購入前は、防水パンの寸法や搬入経路ばかり気にしていましたが、実際には本体の高さと蛇口の位置、排水まわり、設置後に作業できるスペースまで含めて考える必要があります。



先にプロに見てもらう価値があると実感!
こうして、機種も設置方法も必要部品もすべて確定。あとは当日、約80kgのLX127をあの狭い場所へ運び込むだけ……と言葉にすると簡単ですが、設置当日は、思わず見入るほどの神業を目の当たりにしました。
約81kgのドラム式を設置!プロの神業に感動
現地調査で設置可能のお墨付きをもらい、必要な部品も揃って、いよいよLX127がわが家にやってきました。本体質量は約81kg。数字では分かっていたものの、実物を目の前にすると、やはり大きい。そして重い。



小柄な女性2人分⁉
これを、浴室入口や洗面台が迫るあの狭い場所へどうやって収めるのだろう。。
そんな私の心配をよそに、2人組の設置スタッフは淡々と作業を進めていきます。玄関から洗面所へ本体を運び込み、わずかなスペースの中で少しずつ向きを変えながら、事前に用意してもらったかさ上げ用のゴム足の上へ。
約81kgもある洗濯機が、壁や床すれすれの場所を通りながら、少しずつ定位置へ収まっていく様子は、まさに神業!



プロってすごい……。これは自分じゃ絶対無理!
壁にも床にも、もちろん新品の洗濯機にも傷ひとつ付けず、無事に設置完了。あれほど大きく重い家電を、限られたスペースへ正確に収める技術には、ただただ感心するばかりでした。


こうして、昔ながらの防水パンがある都営住宅にも、念願のドラム式洗濯機を迎えることができました。次は、実際に使ってみてどうだったのかです。
使って実感!ドラム式で家事はここまで変わった
正直、購入直後は「ちょっと贅沢しすぎたかな」と気兼ねもありました。LX127は決して安い買い物ではありません。でも、使い始めてみると、その迷いはあっという吹き飛びました!
洗剤や柔軟剤は自動投入、あとは乾燥までお任せ。天気や時間を気にして干したり、慌てて取り込んだりする手間がなくなっただけでも、家事の負担はかなり違います。
最初の数回こそコース選びや乾燥具合に戸惑いましたが、家事歴30年の経験とChatGPTにも助けてもらいながら、わが家なりの使い方を少しずつ見つけました。
そのひとつが、以前流行った「ウールドライヤーボール」です。
ウール製ドライヤーボール


\おすすめだよ!/
「今さら?」と思いつつ使ってみると、これが意外なほど活躍。洗濯アプリの記録では、乾燥時間が平均で30〜40分ほど短くなっています。
もちろん、洗濯物の量や素材など条件は毎回違うため、ウールボールだけの効果とは断定できません。それでも、わが家では乾燥時間を短くする工夫のひとつとして定着しています。
| 使用状況 | 乾燥時間 | 短縮時間 |
|---|---|---|
| ウールボールなし | 約1時間41分 | ― |
| ウールボールあり | 約1時間07分 | 約34分短縮 |
※洗濯物の量や素材、室温など条件は毎回異なります。ウールボールだけの効果を示すものではなく、わが家の洗濯アプリで確認した実例です。
そして何より大きかったのは、洗濯に使う時間と気力が減ったこと。
離婚に向けていろいろなことを我慢し、病気も経験し、働きながら長い間ワンオペで家事を担ってきました。新しい暮らしでは、少しくらい楽をしたい。
都営住宅を必要とする事情は人それぞれです。誰の方が大変かを比べたり、「公営住宅ならここまで慎ましく」と線を引いたりするより、限られた条件のなかで、自分の目指す暮らしをつくっていけばいい。
このドラム式洗濯機も、私にとってはそのための選択のひとつでした。このブログで大切にしていることは、「このブログについて」にもまとめています。
古い団地でもドラム式洗濯機を諦めなくていい
それでは改めて、本記事の最終解!
- 防水パンだけで決めない:搬入経路・蛇口の高さ・扉の向き・家事動線まで確認する
- A設置が微妙なら現地調査:購入前に設置可否と必要な部品まで確認してもらう
- 古い団地でも設置できる:わが家は昔ながらの横長防水パンにLX127を設置できた
「入らないかも」と諦める前に、まずは自宅の条件をひとつずつ確認してみてください!
ちなみに、都営住宅へ引っ越してからは、テレビの液晶割れという大型家電トラブルも経験しました。





最後まで読んでいただきありがとうございました!
洗面台の交換もお楽しみに♪
- 浅古ボーダー: 第14記事「都営住宅は物件ガチャ?~」で初登場した管理人ムンク提唱の本ブログ独自呼称。築浅とは言いにくい一方、平成初期〜10年前後の都営住宅を指し、古すぎない設備と比較的広めの間取りが重なる境目として表現。公的な住宅分類ではない。 ↩︎
- ヒートポンプ式:空気中の熱を利用して、比較的低温で効率よく衣類を乾かす方式。ヒーター式より省エネ性が高く、衣類への熱ダメージを抑えやすい。大風量で乾かす機種ではシワを抑えた仕上がりも期待でき、今回の機種選びでも重視したポイントのひとつ。 ↩︎
- 搬入経路:大型家電を建物の入口から設置場所まで運ぶルート。エントランス、エレベーター、共用廊下、玄関、室内ドアなど、本体サイズだけでは判断できない通過幅や曲がり角も確認する必要がある。
低温ヒーター式: ↩︎ - 低温ヒーター式: ヒーターで温めた風を使って衣類を乾燥する方式。パナソニックのSDシリーズでは「低温風パワフル乾燥」を採用。コンパクトさには惹かれたものの、今回はヒートポンプ式を優先したため候補から外した。 ↩︎
- 懇意(こんい):親しく付き合い、気心が知れていること。ここでは、以前から家電選びのたびに相談しているヨドバシカメラの家電担当者との関係を指して使っている。 ↩︎








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