ムンクこんにちは、ムンクです!
「2027年で蛍光灯がなくなるって本当?」
「都営住宅の古い照明器具はLEDに交換できる?」
ある日、我が家のキッチンの照明が突然つかなくなりました。
蛍光管を買って取り替えれば済む話……と思っていたのですが、調べ始めると、どうもそう簡単ではなさそう。。



蛍光灯って2027年になくなるのでは?



なのに、30年前の蛍光灯器具の謎!
2027年問題に加えて東京都はLED化を推進しているのに、なぜ都営住宅には古い照明器具が残っているのでしょう?
今回は、JKK修繕窓口への相談を経てLED照明に交換してもらうまでの顛末と、都営住宅のLED化の現状について調べてみました。
- 蛍光灯2027年問題と都営住宅のLED化の現状
- 古い照明器具をJKKに相談・修繕してもらった実体験
- 蛍光管切れと器具故障で異なる修繕費用の負担


都営住宅の古い蛍光灯はLEDに交換されている!
結論から言うと、都営住宅に東京都が設置した蛍光灯器具は、故障などで器具の交換が必要になった場合や、空家補修の際にLED照明器具へ交換されています。これが今回の「最終解」です。
私の場合、器具の故障として修繕対応され、自己負担なしでLED照明に交換してもらえました。
では、そもそも蛍光灯2027年問題とは何なのでしょうか。まずは、蛍光灯の規制と東京都のLED化について見ていきましょう。
蛍光灯2027年問題と都営住宅のLED化
「蛍光灯2027年問題」と聞くと、2028年から蛍光灯が使えなくなるように思えますが、そうではありません。
蛍光灯2027年問題とは?
水銀による環境汚染を防ぐための国際条約を受け、一般照明用の蛍光ランプは2027年末までに製造・輸出入が段階的に禁止されるというものです。
ただし、すでに設置されている蛍光灯の使用や、在庫品の販売・購入は禁止されません。つまり、今すぐ使えなくなるわけではないものの、今後は交換用の蛍光管が入手しづらくなる可能性があります。
では、東京都が管理する都営住宅では、どこまでLED化が進んでいるのでしょうか。
調べてみると、2025年11月の東京都議会で、都営住宅のLED化について具体的な答弁が行われていました。
| 場所 | LED化の現状 |
|---|---|
| 共用部 | 廊下や階段などのLED化を計画的に進めており、2024年度末の設置率は約57%(戸数ベース)。2030年度の完了を目指す。 |
| 住戸内 | 東京都が設置した蛍光灯器具は、故障などで器具交換が必要になった場合や、空家補修の際にLED化。計画的な一斉更新については課題を整理。 |
参考:東京都議会|2025年11月13日 都市整備委員会速記録
共用部では計画的にLED化が進む一方、各住戸の備え付け照明は、器具の故障や入居者の入れ替わりなどが交換の機会になっています。
それにしても、国も東京都もLEDへの切り替えを推進しているのに、住戸内には古い蛍光灯器具が残っているという現実。なんとも気になりますね。
コラム|東京ゼロエミポイントでもLED化を支援!
東京都の省エネ家電買い替え支援制度「東京ゼロエミポイント」では、対象となるLED照明器具への買い替えも支援しています。
私も冷蔵庫とエアコンの購入時に利用しましたが、LED照明器具まで対象になっているとは!
ただし、これは対象製品を登録販売店で買い替える際の制度。JKKによる備え付け設備の修繕とは別の仕組みです。
さて、我が家のキッチンに残されていたのは、1997年製の古い照明器具。最初は「単なる蛍光管切れ」だからと、、代わりの蛍光管商品を探し始めたのでした。
築29年のキッチン照明で蛍光管の型番が読めない!
いざ交換用の蛍光管を探してみると、これが意外と厄介!Amazonやヨドバシで検索しても、長さや形状は似ているのに、点灯方式や型番が微妙に異なる商品がずらり。
実は、一般的な直管形蛍光灯だけでも、主に次の3種類があります。
| 種類 | 型番の先頭 | 特徴 |
|---|---|---|
| グロースタータ形 | FL | 点灯管1を使う方式 |
| ラピッドスタート形 | FLR | 点灯管不要の方式 |
| 高周波点灯専用形(Hf形) | FHF | インバーター式の専用器具で使用 |
※器具によって適合するランプが異なるため、型番だけでなく器具側の仕様も確認が必要です。
間違えて購入したら面倒なので、型番をスマホで撮影しようとしたところ、印字が9割方消えていて判別不能!



肝心の型番が読めない!



LED蛍光管に交換すればいいのでは?
そうも思いましたが、古い照明器具にそのまま取り付けてよいのかもわかりません。そこで、いつもの相棒・ChatGPTに相談。



古い器具は適合性や安全面に注意が必要です
ChatGPTと一緒に器具の状態を確認しながら、古い蛍光灯からLEDへの交換方法について調べ始めました。ネットを掘りまくるうちに気付いたのが、現状の照明器具そのものの古さ。なんと1997年製、築29年のこの団地と同い年です。
蛍光管だけ交換して、30年にもなる器具をこの先も使い続けて大丈夫なのでしょうか?
さてどうする⁉
念のため『住まいのしおり』も確認すると、蛍光管の交換は原則として入居者負担となっています。


入居からちょうど3か月を過ぎ、無償修繕期間が終了してしまったタイミング…今さらまた、JKKに連絡するのも気が引けますが、そもそも器具が故障しているなら蛍光管を買っても無駄になります。



えーどうするどうする~



悩んでいないで、JKKに相談してみましょう♪
ChatGPTに背中を押されて、JKK修繕窓口へ電話をかけたのでした。
JKKに相談!まさかのLED無償交換へ
週末の夕方、JKKの修繕窓口に電話しました。



なかなか繋がらないよね



いつもスピーカーにして別のことしてるよ!
かなり待たされましたが、なんとか通話開始。蛍光管の型番が判別できないことや29年前の器具の安全性に加え、我が団地では廊下やエントランス、自転車置き場までLED化されているのに、なぜ住戸内には古い器具が残っているのかという疑問もぶつけてみました。
かなり待たされましたが、なんとか通話開始。蛍光管の型番が判別できないこと、29年前の器具で安全面が心配なことなどを説明。さらに、東京都がLED化を推進しているのに、なぜ都営住宅には古い器具が残っているのか、という疑問もぶつけてみました。
実際、我が団地では廊下やエントランス、自転車置き場などの共用部はすでにLED化済み。そのことも伝えました。
すると、電話口の男性からひと言。
「わたくし、ただの一次受け2ですので……」



あ、そうでしたか。失礼しました!
結局、担当業者からの折り返しを待つことになりました。
JKK修繕あるある「今日これから伺います」
そして、休み明けの朝一番に電気工事業者から電話が入り、「今日これからご都合いかがですか?」と。
実はこれ、以前の玄関ドア修繕でも経験したパターン。JKKの一次窓口から委託先を経て下請けの専門業者へ連絡が回るようで、これまで全3回とも翌営業日あたりには連絡がありました。
玄関ドアの修繕については入居1か月の住み心地レポートでも触れています。


私は在宅で仕事をしているため、急な訪問も大歓迎。今回も最短の日程で来てもらえました。
訪問した業者さんに、照明がつかないことや古い器具の安全面への不安、さらに「共用部はすでにLED化されているのに住戸内には古い器具が残っているのか」という疑問などを説明すること約3分間――故障箇所を詳しく点検したわけではありませんが、結果的に器具の故障として修繕対応してもらえることになりました。


ただし、新しい器具は以前より一回り小さく、取り外した跡がくっきり。真新しい白さが、周囲の古さを際立たせるというオマケも。
さて、今回は無料でしたが、都営住宅の照明修繕はどこまでJKKが負担してくれるのでしょうか?
都営住宅の照明修繕は誰が負担?LED交換の注意点
今回、我が家ではLED照明器具への無償交換が実現しましたが、蛍光灯がつかなくなったら必ず無料で交換してもらえるわけではありません。
JKKの公式資料によると、キッチンの棚下灯については、次のように定められています。
| 不具合の内容 | 費用負担 |
|---|---|
| 照明がつかない・ランプ交換 | 入居者 |
| 内部配線の故障・安定器3の不良 | 東京都 |
| スイッチの不良・ひもの破損 | 入居者 |
つまり、同じ「照明がつかない」という症状でも、原因によって対応が変わるということ。入居から3か月を過ぎていても、東京都負担となる修繕はあります。判断に迷ったら、まずJKKへ相談するのがよさそうです。
なお、古い蛍光灯器具にLED蛍光管だけを取り付けるのは要注意!
器具内部の劣化や不適切な組み合わせによる発煙・発火の危険性があり、NITE4でも器具ごとの交換を推奨しています。
参考:NITE|古い蛍光灯器具の事故に注意
一方、電球形蛍光灯5を使う照明なら、対応するLED電球への交換も選択肢になります。口金6サイズや明るさ、器具への適合性を確認して選びましょう。
パナソニック パルック LED電球 プレミア LDA7NDGSZ6AN


\おすすめだよ!/
今回のキッチン照明とは異なるタイプですが、自分で交換できる照明からLED化を進めるのも一案です。
都営住宅の蛍光灯は条件次第でLEDに交換できる
それでは改めて、本記事の最終解!
- 2027年末で製造・輸出入は終了するが、蛍光灯は引き続き使える
- 都営住宅の備え付け器具は交換が必要な場合にLED化される
- 蛍光管の交換は原則自己負担だが、器具の不具合はまずJKKへ相談
早まって、型番の読めない蛍光管を勢いで注文しなくてよかった……入居3か月を過ぎて連絡をためらっていましたが、思い切ってJKKに相談したことで、古いキッチン照明が思いがけずLEDに生まれ変わりました。
都営住宅の設備は、知らないことがまだまだたくさん。網戸やエアコンなど、入居後に直面した「都営あるある」も別記事で紹介しています!





最後まで読んでいただきありがとうございました!
まだまだ続く「都営あるある」♪
- 点灯管:グロースタータ形の蛍光灯を点灯させるための小さな部品。一般に「グロー球」とも呼ばれる。 ↩︎
- 一次受け:コールセンター等の電話対応窓口において、問い合わせを最初に受け、内容を聞き取って担当部署や委託先へ引き継ぐ窓口業務。JKK修繕窓口の場合、現場の技術判断を担うとは限らない。 ↩︎
- 安定器:蛍光ランプに流れる電流を制御し、点灯を安定させる部品。経年劣化によって不具合が起こることがある。 ↩︎
- NITE: 独立行政法人製品評価技術基盤機構(National Institute of Technology and Evaluation)の略称。製品事故の情報収集・調査を行い、事故防止のための注意喚起を発信する。 ↩︎
- 電球形蛍光灯:一般の電球に似た形で、電球用の口金を持つ蛍光ランプ。器具に適合するLED電球へ交換できる場合がある。 ↩︎
- 口金:電球を照明器具に取り付けて通電する接続部分。E26やE17などの規格があり、器具との適合確認が必要。 ↩︎





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